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鉄道に関する用語について
カテゴリ: Transport News Headline
…一部マスコミでは、不正確な用語解説がかなりでているようです。また、「正確な情報」を伝えるためにも、用語解説およびそれに関連する項目について紹介させていただきます。

<参考資料>
・こひつじの家・鉄道の部屋(http://lavender.system.nitech.ac.jp/rail/term.htm
・鉄道解析ごっこ(http://www.geocities.jp/kitarou182/
・JR東日本(http://www.jreast.co.jp/
・JR東海(http://www.jr-central.co.jp/


#1 基本的な用語
ATS…列車自動停止装置(Automatic Train Stop device)。基本的には、「信号表示が赤」の場合に、それを無視(あるいは失念)してその信号を通り過ぎた場合に非常停止させるためのシステム。通常、鉄道会社ではこのシステムを発展させたものを活用している。
ATC…自動列車制御装置(Automatic Train Control device)。一般的に、通常のタイプの信号を視認できない路線(フル規格新幹線は物理的に不能)で、信号機を車内運転台に表示させる形を取るシステム。ATSとの違いは、「どこに信号が表示されるか」という点(一部報道では「自動的に加速する」という報道があるが、これは間違い)。
ATO…自動列車運転装置(Automatic Train Operating device)。車両にあらかじめプログラムされた加減速情報を元に運行するシステム。加速・減速は自動のため、運転手は運行操作を行わない。

設備としては、ATS<ATC<ATOの順に大掛かりなものになる。ただし、それぞれのシステムに利点・欠点があり、またシステムによっては導入が難しい線区などもあり、一概にATOを導入すればよい、というわけではなく、線区によって使い分ける必要がある。

#2 種類を細分化してみる。
ATS-S…信号表示が赤の場合で、運転手が一定時間ブレーキをかけない場合に非常ブレーキが作動。ただし、その後は解除されてしまう欠点がある。
ATS-P…信号表示や速度制限を超える状態で走ることが想定される場合(信号と車両とで「ブレーキパターン」と照らし合わせ、それよりもスピードが速いと判断した場合)にブレーキがかかるシステム。京葉線で実用化、JR東日本主要線区などに設置。
ATS-Sx…xには会社特有の文字(北海道…N、東日本…N、東海…T、西日本…W、四国…S、九州…K)が入る。基本的にはATS-Sに赤信号を無視した場合に冒進しないよう、非常ブレーキがかかるようになっている。
速度照査ATS…制限速度を超過した場合に非常ブレーキがかかるシステム。


一応、ざっと並べるとこういうところです。
ポイントとしては、ATS-Sxに速度照査ATSが加わっているバージョンがあること。…どこかで「速度照査」という文字が入った制限標識を見たのですが思い出せない…。
この「速度照査」を設置することだけでも、速度超過への回避は実行できそうです。…でも、鉄道事業者だけが負担・設置するには無理があるでしょうね。

一方、マスコミがよく取り上げる「過密ダイヤ」。意味が全然違うと思うのですが?
宝塚線の場合、伊丹基準で運転間隔は4~9分。15分の間に電車が3本通過しますから、平均間隔は5分。これは東京メトロの主要線区の運転間隔(データイム)とほぼ同じです。こういう点では必ずしも「過密」と言えないと思います。
※ 尼崎駅のみを考える場合、過密ダイヤという可能性は残ります。ただ、報道では後述する意味で使われているようです。
今回の場合、「ダイヤに余裕時分がない」という指摘が出ています。基本的には、制限ぎりぎりで走らせないでそれより若干余裕を持たせた形でダイヤ構成をし、ダイヤに影響を起こさないようにする…という方法を取っています。会社によっては停車時間に余裕を持たせている場合もあります。
その「余裕時間のない」ことを過密ダイヤ…と呼んでいるのでしょうが、基本的な意味を取り違えているのには閉口します。


「正確」な報道をする以上、「正確な言葉」を使い、正確な情報を届けるのが報道の役目のはず。テレビ局も、正確ではない言葉を使うのは問題がありますし、そのチェックが非常に甘い。専門用語であるのは事実ですが、専門家を呼ぶんだったらそういう「言葉」のチェックも十分したほうが良いですよ…。
だから、検索でみんなこぞってATSやATC、ATS-Pなどの言葉を検索するんだから…。

…それにしても、ライブドアとフジテレビの問題以降、テレビメディアへの不信感はつのるばかり、ですね…。
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編集 / 2005.05.03 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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