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ときわ路パスの旅。
カテゴリ: TransprtNetwork特集
今日は休日出勤をしております。まあ、最近普通に自宅にいる時間が少なくなってきているのだけは事実なのですが。

さて、昨日は大雨と嵐の中(笑)、茨城に行ってきました。今回は「ときわ路パス」をフル活用した大規模な企画と相成りました。ちなみに、今回は写真を自宅から会社に持ってくるのを忘れてしまいまして、写真の掲載は後日改めて、ということにしたいと思います。


朝5時に自宅を出発。今回は財布の中身などの事情から原宿/北千住を経由して取手へ向かいました。取手でまず「ときわ路パス」を購入。続けて、常磐線を北上します。
朝8時40分過ぎ、石岡に到着。

今回、スケジュールの都合からいつもお世話になっている「しばのや」さんの訪問を朝にしてみました。・・・ホント、朝早くから申し訳ありません(もっとも、通常は9時から営業しているとのこと)。
10時過ぎに石岡駅に戻り、どうやら最後になりそうな「鉄道の日イベント」を見学。といっても、写真を撮影してすぐに駅へ戻り(石岡機関区は駅の構内にありますが)、10時29分発の鉾田行きに乗車。車両は個人的に一番気に入っているキハ430形。

11時20分過ぎ、鉾田に到着。掲示板ではお世話になっているAPE氏に声をかけられました。そこから30分ほど、最近の鹿島鉄道がらみのニュースについて意見交換(ちなみに、読売の茨城版にでた「存続断念」の報道はどうやら裏の方からでてきた「スクープ」のようなもので、公式コメントではない、とのこと。もっとも、一部の関係者のコメントは「開かれてみないと何とも言えない」という回答を貫き通しているご様子。・・・こんな話を、鹿島鉄道の上層部らしき方が居る前で話しておりました)。ちなみに、彼曰く私の様子を見て「不機嫌そう」とおっしゃっていました(寝不足が半分ありますが・・・笑)。

さて、今回の旅の始まりはこの鉾田からです。

鹿島鉄道の鉾田駅と鹿島臨海鉄道の新鉾田駅。歩けなくはないけれども、どうやら歩くと20分くらいかかるらしい、なんて話がありました。
・・・だったら、実際歩いてみよう、ということで、鹿島臨海鉄道の新鉾田駅まで歩いてみました。
歩いてみて気づくのは、鉾田駅がまさに「街の外れ」にある、ということです。表現を変えると「街の入り口」に駅があります。もっとも、そこから歩いていっても、ぽつぽつお店が開いているだけで、凄まじい寂れかたをしているのは言うまでもないのですが。
途中には「新鉾田駅」を示す標識は皆無で、道順を軽くさらった程度では間違いなく迷子になりそうなルートであるのは確かです。もっとも、20分かからずに新鉾田まで到着できたのは幸いですが。

新鉾田駅。
突然コンクリート橋が立ち並んでいます。まさに「日本鉄道公団が作りました」と言わんばかりの構造です。踏切がない!さすがです。
時刻表を調べておいたのですが、大洗行きが12時27分にあるんですね。これに乗ると水戸行きに乗り継げて、13時過ぎには到着できるとのこと。しかも、来た列車の車内は転換クロスシートが主体の構造!驚きましたねえ。最近長椅子電車になれきっていますから、転換クロスシートって聞くだけでもありがたみが倍増しますねえ。

しかし、雨は相変わらずひどいし、線路は見事なまでにまっすぐな上にスピードが速い!!このスピードを考えると、鹿島鉄道はむしろ遅すぎるのかも・・・と感じたのは言うまでもありません。
大洗で水戸行きに乗車。どうやらこの日は鹿島サッカースタジアムでサッカーの試合があるとのこと。それで増結されておりました。
鹿島臨海鉄道は駅間が異常に長い気がするのと、列車スピードの速さに驚きを隠せませんでした。

水戸から勝田に移動して、今度は茨城交通を目指します。
ご存知の通り、廃線問題が浮上しておりますが、利用客の状況などを見てこよう、というのが訪問理由です。
昼下がりの13時57分発に乗車。乗客は両手の指でちょっと余るかな、程度。まずは金上で下車して、次ぎにくる列車を待ちます。
茨城交通のこの路線は、行き違いできる場所が那珂湊しかなく、常時2列車で運行されています。つまり、那珂湊の手前で降りておくと、2列車目の確認と撮影が容易にできる訳ですね。
金上で降りたのは、ちかくにおいしそうなラーメン屋さんがあるという情報を入手した(ただ、結局は寄らなかったのですが)のと、昔ここが行き違いできた駅だったことを確認するため。
もっとも、撮影であれば中根駅で降りた方が間違いなく絵になります。

この日はキハ20とキハ3710形が走っておりました。
続けて那珂湊に移動。ここは沿線最大の駅で、湊線の車庫があります。
なのですが、駅管理の都合上列車別改札を採用しております。まあ、たいていは下車したときに駅員さんに断って撮影を続けるのですが。
以前訪問したときには居なかったキハ2000形の準急色とやらは車庫の中で御休みしており、あまりいい絵はとれませんでした。もっとも、前回撮影できなかったキハ2000形の茨城交通色とか、キハ22の茨城交通色とかはばっちり撮影できたので、訪問する意味はあった訳ですけれどね。

那珂湊を15時半に出る列車で勝田に戻ります。
乗客はちょうど車内のいすが埋まるくらいの乗客で、間違いなく乗客は多い感じがしました。こういう状況を見ながら感じるのは、鹿島鉄道を良く残して来れたな、ということであり、茨城交通の利用客の多さを考えると廃止するべきではないんじゃないかな、ということでした。

さて、一通り訪問を済ませましたが、この先の予定が立っていません。次の日(=今日)は仕事だから早く帰っておこうかな、とも思ったのですが、結果的には水戸線で下館に向かっておりました。
水戸線は一度乗車したことがあります。常総線も守谷と下館の間は先週乗車済です。・・・それと、前日から半徹夜状態だったこともあってか、勝田から下館までほとんど意識がありませんでした。あまりにも睡眠不足だったんでしょうね。

で、下館で夕食をとろうとしたものの、結局は良さそうなお店が見つからず、そのまま常総線と常磐線、千代田線を経由して東京駅まで向かったのでした。

ときわ路パスの旅。どうやら、このプランは地元の新聞でも紹介されているとのことでして(「しばのや」さんで見せていただきましたが、勝田までは見事なまでに同じプラン・・・)、まあベタな企画だったわけですね(苦笑)。

ただ、今回比較的ディーゼルカーに乗ることが多かった訳ですが、鹿島鉄道の車両の遅さを痛感する結果となりました。さらに、乗客数だったり輸送状況だったり、そのようなものを見ると、廃止にならない方がおかしい状況であるのは間違いがないようです。ただ、だからといって現状追認形のダイヤをくんだりすると、ますます悪化する・・・と言うことだけは事実なのですが。

昨日付けの神戸新聞記事「北条鉄道改革、全国へ発信 地域活性化モデルに」の記事の中で、「来春廃線になるという関東のある鉄道の男性職員」(記事より引用)のコメントとして、「行政とボランティア、鉄道職員が三位一体となっており、活性化のヒントがあった」(記事より)なんてことが紹介されています。・・・深読みすると、これまでの動きが「三位一体」でなかったこと、これまでの動きかたがバラバラすぎて、結果的に今回の結果を迎える状況になっているのではないか、そう感じています。
個人的には、茨城交通の存廃問題に関しては、この「来春廃線になるという関東のある鉄道」の二の舞にならないように、沿線住民、自治体、事業者が一体となって動いていかなければいけないな、と深く感じました。
(脚注:「来春廃線になるという関東のある鉄道」に関して、記事では具体的な名前を出しておりませんので、一応、参考までに)

そんなわけで、なんか文章のまとまりが良くないのですが、この辺りで。
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編集 / 2006.11.12 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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