2006.03.12 *Sun

谷川岳の向こうに控える街。

「トンネルを抜けると、そこは雪国だった」で始まる川端康成の「雪国」。その「トンネル」はどこにあるのか…?

答えは簡単で、上越線土樽〜土合間のトンネル…名前を失念してしまいましたが…。その「トンネルを抜ける」のが今回のお話。
朝4時半。自宅最寄駅で青春18きっぷの日付を入れてもらおうと思ったら駅員さんが出てこない。乗車時間までそんなに余裕がなかったので呼び出しをあきらめてホームへ。
まあ、乗る電車はいつものオレンジ色の電車。拝島まで向かい、そこで今度は八高線に乗り継ぎ。続く高麗川で向かいに待機しているキハ110系に乗車して高崎へ。

八高線の北側に乗車するのは3回目。1回目は2002年に長野からしなの鉄道・信越線経由で高崎へ到着、その帰りに八高線を用いたのが最初。2回目は2004年11月に越生まで乗車したときの事。この回では八高線のイベント列車を撮影する、という回でもありました。
1人がけボックスシートに座り、1時間半程度の気動車の旅。キハ110系は加速力がけっこういいんですねえ(鹿島鉄道の気動車に乗りなれているとあの加速力に驚きます)。途中朝焼けが見えてきたり、寄居駅進入の際に大きくカーブして寄居駅に入っていくのが見えたり(高崎行きの進行方向右側に座り、折原〜寄居間に見える「イズミ」(だった様な気がする)という大きなショッピングセンターが寄居駅の目安の位置になります)、そんな「新鮮な視点」を楽しみながら高崎に。

高崎駅。上信電鉄が接続しており、西武新101系の改造車が活躍しておりました。ただ、この高崎駅が前回訪れた2002年と異なる点が「改札」。
昔は、1番ホームの先に上信電鉄0番ホームがあり、JR〜上信間の乗り継ぎで改札を経由する必要はありませんでした。
ところが、今回訪れてみると1番線は使用不能(貨物列車の通過線に)、0番線の上信線のホーム手前には改札が置かれております。

そんなわけで、「撮るに撮れない」上信電鉄に後ろ髪を引かれながら、水上行きに乗車。車両は115系4両、ある意味このエリアでは「定番車両」です(107系に当たらなきゃいいんだな)。もっとも、ボックスを取れないくらい車内が混雑しており、長いすに身を寄せておりました。
上牧を出て、水上に差し掛かる手前から急に雪が増えてきます。沼田の辺りではほとんど雪は見当たらないので、その落差には驚きます。

水上では4両編成の長岡行きに乗り換え。今度はボックスを確保。やはり、スキー客が目に付きます。土曜日ですし、泊りがけで朝早くからすべりに行こう、ということなんでしょう。
湯檜曽の手前から、越後中里まではずっとトンネルの中。先ほど挙げた「雪国」の主人公がこのトンネルを抜けたのか、と思われるかもしれませんがさにあらず。これは後に上越線の複線化に向けて掘られたトンネル。おそらく「雪国」が書かれたころにはなかったんじゃないかなあ。

土合駅。いつも(と言っても今回入れて2回しか通っていないけれど)素通りするこの駅ですが、下り線ホームに立つと、延々と階段があるだけの駅。駅舎(改札)まで10分かかるこの駅。一度降りてみたいなあ、と思いつつ、今回も素通り。
検札に乗車券をチェックしてもらい終わったころ、トンネルを抜けて「雪国」へ。

ここであることに気づく。
…雪の量が半端じゃない。おそらく電車の下半分は見えないんじゃないかな、と思うくらい。線路上自体に雪はないものの、その周囲は雪だらけ。中には「除雪されていない」道があり、おそらく駅ホーム以外での撮影は無理ではないかなあ…なんて思いつつ、どこで降りるか考えていたんですね。

越後湯沢。ホームを見るといかにも「すべりに来ました」って荷物の山を抱えた乗客がたくさんいます。当然、車内は混んでおります。
石打、大沢と過ぎた段階でも車内は混んでおります。上越国際スキー場前。ホームの具合が撮影しやすそうだったので下車。

今回の目的は「ほくほく線」。もっとも、ほくほく線に乗れるだけの余裕がないので(汗)、六日町〜越後湯沢間での撮影が基本となります。
この駅はまさに「スキー場まで徒歩0分」。向こうを見るとスキー場が見えるんですねえ。そんな中での撮影はまさに「お呼びでない」状態。
それでも681系やHK100形を撮影。1時間ほどした後、臨時の六日町行きが来たので乗車。

六日町で下車し、とりあえずほくほく線が撮影できそうなエリアへ。しかし、ここも見事に雪なんですねえ。ほくほく線線路の築堤に近づけない、しかも唯一ある道路からは雪が邪魔してほくほく線がまったく見えない。
しょうがないので六日町駅へ戻り撮影を再開。…すぐに水上行きが来たものの、それをパスしたら次の列車まで1時間以上あるんですねえ。

まあ、そんな中でも115系や681系、HK100形を撮影できたのは良かったのかなあ、と。

六日町でHK100形に乗車して湯沢へ。行きもそうだったんですが、石打〜湯沢間でどうも徐行運転をしている模様。そのせいもあってか電車が遅れ気味のご様子。
湯沢でほくほく線を中心に撮影を再開。湯沢のホームはほくほく線側の電車は撮影しやすいんですね。
少し待つと去年登場の北越急行683系が登場。北越急行ホームページどおりに運用に入っていたようで何より。

湯沢駅前。
駅前を見ると「いかにも観光地」って雰囲気で今ひとつ。別に普段だったらそんなに拒絶反応をしないはずなのに、どうも印象が今ひとつだったんですねえ。

帰りの時間を考えたときに、15:05発水上行き、16:33発快速大宮行き(シーハイル上越)、16:45発水上行きの3つがあるんですね。選択したのは16:45発なんですが、この理由は以下の通り。
・15:05発に乗車すると「ゆめぞら号」を湯沢駅で撮影できない(2004年には乗車したことがあるものの、時間の都合で撮影できなかったんですねえ)。
・16:33発は駅で撮影する方針。
・16:45発なら混まないだろうなあ…。
あんまりたいした理由じゃないんですが、ねえ。

帰りは水上・高崎・高麗川・拝島と乗り継いで帰宅。高崎では街歩きをしたんですが、新幹線側ではないほうが栄えているんですねえ。

今回の撮影は「青春18きっぷ使用企画」はじまって以来の大失敗になるかと思ったんですねえ。六日町の辺りではけっこう危なかったのも事実ですが、結果的には湯沢でその失敗分をある程度カバーしたのでそれなりに良かったんじゃないかな、と感じます。
上信電鉄の撮影は一枚分が余れば少しやってみようかな、と検討しています。上信電鉄のデハ250形が、昔のカラーリングに似たカラーリングになっておりました。一時期はくすんだ赤のような色をしていたので、それに比べるといいデザインになったなあ、なんて思ったりもします。

八高線の列車は高麗川行きの最終列車。3両編成であるものの、乗客の多くは群馬藤岡で降りてゆきました。
何となく、時間がゆったりと流れて行ったような、そんな1日でした。

写真に関しては、順次ホームページに掲載していく予定です。ようやくほくほく線の一般車も撮影できましたしね(ちなみに、イベント対応車は六日町車庫でお休みしておりました)。お楽しみに。
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  • 最近のブームは鉄道むすめとゆうまおさんとまなびーとオエセル隊らしい(Plumeは「眠り姫」に…涙)。困ったことに、ただでさえ時間がないのにできた時間を鉄道以外の趣味に回すもんだから、サイトの更新がままならない。
    しかも、最近は無駄に激務のせいで精神的にも疲弊中。かなりピンチ。













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