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TNH2006.1.20版-「改革」ならいいけど、ねえ。
カテゴリ: Transport News Headline
…本当に雪が降るんですかぁ?ってお天道様に尋ねたくなるくらいきれいな夕焼けだったのですが、…おそらく雪が降ってくるんだろうなあ…。雨でも困るんだけれど、個人的には。

さて、今日も今日とてニュースが入っているので、紹介しておきます。


神岡鉄道の「廃止繰上げ」は認めない。
岐阜新聞1/20付けより。
タイトルどおり、神岡鉄道の「廃止繰上げ」は認めないという考えを持っているのは岐阜側(岐阜県、飛騨市、高山市)の担当者。富山側は「廃止繰上げにはこだわらない」という表現をとっている。
これは、廃止届出がなされた後に行われる関係自治体などへの「意見聴取」。
このニュースでのポイントは、飛騨市の発言。記事中に
「市としてはぎりぎりまで存続の道を探ることに変わりはない」
というコメントがあるんですね。

この神岡鉄道のケースでは、TPOが取得に向けた動きをみせていたものの、現在は三井鉱山などに対して裁判を起こしている段階。ほかに手を上げる気配もない状態。
もっとも、フジテレビ(CS放送)の「みんなの鉄道」#36で出てくる神岡鉄道を見る限り、利用者がほとんど出てこない…という印象があります。実際に訪問してみないと結論は出せないものの、そういう気分になりました。

神話高千穂トロッコ鉄道、4月設立へ。
西日本新聞宮崎版、宮崎日日新聞の1/20付けより。

高千穂鉄道継承会社となる「高千穂神話鉄道」ですが、社名を「神話高千穂トロッコ鉄道」に変更すること、資本金5000万円と出資金10億円を全国から募ることを確認しました。

後者の「出資金」に関しての補足をしておきます。
これは、高千穂~槇峰間にある6箇所の橋梁の補修費用約6.6億円に当てるもので、2009年までに補修を行うことが必要。このため、出資金の募集先を町内限定から全国に拡大するもの。
このほか、トロッコ接続のバス事業の開始、従業員を13人以下に抑えることなどを検討。これらによって橋梁補修費用を除く収支を1000万円の黒字として見込む。

ということで、徐々に「形が見えてきた」感があります。
まだ募集の詳細は確認しておりませんが、詳細が決まり次第紹介したいと思います。

広島空港アクセス路線、JR西日本「協力困難」
中国新聞1/20付けより。
いまの広島空港は、広島~福山の中間くらいにあるんですね。で、メインのアクセス手段はリムジンバスとなっています。しかし、その一方で「アクセス鉄道」が計画されています。

今回、アクセス鉄道に関して広島県は以下の条件を提示し、JRに協力を求めています。
・岩国・広島~空港間を毎時3本設定。快速列車は白市で併合・分割を実施、直通を計画。
・増結車両はアクセス鉄道会社が保有し、JR西日本直通時にはJR西からアクセス会社にリース料が支払われる。
一方、この計画を元に検討した結果、JR西日本は昨年12月、以下の理由を元に「協力困難」として回答している。
・空港の利便性向上により、山陽新幹線の収入が5億円減収。
・山陽線の運行経費増加による10億円の減益。

この結果を元に、県側は運行計画を見直すとのこと。概要は以下の通り。
・快速列車は連結運転を中止、白市駅での同一ホーム乗り換えに変更。
・普通列車はJR車両が直接乗り入れ。
・特別快速は(車両指定なし)JRに乗り入れ。
・運行計画変更で、利用者数は開業時で3657人/日(初期計画から-490人)。
・また、アクセス鉄道の必要車両数が6両となり、当初見込みの22両から大幅削減となり、借入金が3億8000万円まで低下。
・運行計画変更で、車両のリース料など(約5000万円)がJR西日本に入る見込み。

この「アクセス鉄道」ですが、やはり「敵に塩を送る」状況になってしまいかねない、というのがJR西日本の考えなんでしょうね。もっとも、JR東海の「静岡空港新駅」設置拒否の例もありますし、「経営面の影響」を考えるとおそらく致し方ないのだと思います(JR東日本が「東京モノレール買収」で羽田空港アクセスを位置づけているのは、主に「来た方面の主要都市」である仙台~東京間や新潟~東京間は飛行機との対抗がないのが大きな理由でしょうね)。
取り上げたかどうか定かではないのですが、JR車両とアクセス鉄道の車両を併結させるとなると問題がある…というのが以前報道であったことを考えると、「併結前提」の計画を見直す必要があったのは事実だと思います。
「特別快速」使用車種の問題を置いておくとしても、基本的にはJR車両の延長運行、とするのがよいような気もします。運行間隔を20分から30分に下げた上で、全列車快速運行…などとするほうが利便性は上がると思います。
一番のポイントは「JR西日本の収益源」のひとつである、山陽新幹線への影響を、「アクセス鉄道開業」で補えるのか、というところに尽きるかと思います。

京成新3000形増備/3200形廃車
京成電鉄ホームページより。
なぜかこの京成電鉄だけは新車を入れるたびに律儀に報告してくださるんですねえ。廃車車両とともに(笑)。ありがたいことです。

今回導入されたのは新3000形3015編成。3015-1~3015-8の6両編成1本です(ちなみに、おそらく3015-4・3015-5は欠番のはず)。そして、廃車となったのが3200形3229~3232の4両1本。ちなみに、今年度はあと6連3本が導入予定となっています。

あとは余談ですが、気づくとけっこうな割合で新3000形を見かけるようになりました。特に増備車両の大部分が6両編成であること(8連は3001編成のみ)、主に線内の普通列車で使われていることもあって、本線線内ではだいたい見かけるようになりました。
もっとも、8両固定が少ないことからなかなか京急線で運行している姿は見かけないのですが。

…雪らしいじゃないですか。明日は松戸から新京成の撮影をしようと思っているのに、そこまでたどり着けるかどうか怪しい、ってねえ(苦笑)。しかも、トップバッターが「都バス」。…無謀ですかね?

おそらく北関東の方は特に寒いんでしょうなあ…。
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編集 / 2006.01.20 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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