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事故報道のミスリード-「なぜ福知山線脱線事故は起こったのか」
カテゴリ: TransprtNetworkコラム
今回、再び福知山線の事故に関する話をしようと思います。

というのも、「なぜ福知山線脱線事故は起こったのか」(川島令三著、草思社)を読む機会ができたからです。内容の詳細は読んでいただくのが一番よいと思うので、この記事では「どんなことが取り上げられているのか」「読後の感想」の2点に絞って書いていきたいと思います。


このブログでも何度も取り上げましたが、振り返ってみると若干方向性がずれてしまったコメントが少なからずあるような気がします。ある意味、書き手の力不足であり、反省点でもあります。

さて、今回の事故、事故調査委員会での結論はまだ報告されていなかったと思います。したがって、この本でも明確な結論などは書かれていません。以下、主だった内容をまとめておきます。
・事故の状況の説明
・福知山線の説明
・事故発生車両である207系の説明
・旧式ATSによる事故回避の可能性
・今回の事故に関連して報道された「間違い」の指摘
・転倒事故とボルスタレス台車の関係
・それでもまだ不明な「事故原因」
・復旧後の福知山線の状況
主だったものはこのようなものです。
個人的に、注目だったのは「ボルスタレス台車」の話。私が説明するとかえって分からなくなるので避けますが、なるほど、と理解できる箇所が多くありました。

読後感想ですが、何よりも、この事故がおきてしまったことに対するショックがよみがえってきたこと、土佐くろしお鉄道事故での教訓を上手く生かせなかったこと(→こちらは速度超過によって駅に特急列車が衝突、運転手が死亡した事故)など、鉄道好きの一人として、反省すべき材料がいろいろあるな、と感じた本でした。

こういう事故の話を取り上げるのは、様々な面から難しいところがあります。特に、人命がかかっている以上は不適切な発言は論外なのは言うまでもありませんが、どうすれば同じ事故を繰り返さなくて済むか、という反省材料として関わっていく必要があると思います。

私が思うに、以下の点が今回の事故の「反省点」の一部じゃないかと思うんですね。
・速度超過に対する防止策の不備
・適切なダイヤ設定
以前書きましたが、JR東海道・山陽線の新快速などについては(前後間隔に余裕があるならば)主要駅での停車時分を1分程度加えた上で、駅停車時間に問題があればそこに必要な時間を加える、というやり方が重要になると思います。

まあ、この話を突き詰めていくとこの国の「交通政策」がいかに道路重視=鉄道軽視か、ということが見えてきます。そこまで話を膨らませると話が散逸してしまうのでやめますが、様々な課題を投げつけてきた事故のような気がします。

最後に、改めて、犠牲者の方のご冥福をお祈りすると共に、被害に遭われた方やその家族、関係者の皆様に対して、お見舞い申し上げます。
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編集 / 2005.08.13 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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